"あまあま"な生活日記

「食」と「自分」に厳しく生きたいブログ初心者。

【読了】『二人で一人の天才』の内容と感想

仕事仲間に読むことを勧められた本『二人で一人の天才』の大まかな内容と感想についてまとめます。
 
この本を読んで1人ではなく2人で始めるメリット、デメリットについて考えさせることが多かったです。人と組んで作業することが多い人にはおすすめです。
 

『二人で一人の天才』のあらすじ

 
二人で一人の天才によると2人ペアは6つのステージを得て進化する。
 
(1)邂逅
(2)融合
(3)弁証
(4)距離
(5)絶頂
(6)中断
 
(1)邂逅
ペアを組むことになる相手との出会いをさしています。この時期を通して、意外な共通点や違いが判明します。
 
 
(2)融合
互いに関心を持ち刺激しあう関係を超えて、本物のペアとなる時期です。直接の触れ合いや交流を通じて、共通の経験が蓄積されていきます。この段階に至るまで時間がかかり、この段階は信用→信頼を抱くとされています。
 
この本の中で、『信用とは相手に何を求めるかで、信頼とは相手に何を考えるか』と一文があります。
 
(3)弁証
「弁証」とは、弁論により是非・善悪などを判断するという意味です。
 
創造の作業の中で2人の役割が発展する。二人の役割は専門性やスキルによって別れることがあります。
 
数多くの有名なペアでも「監督と俳優」「夢想家と実務家」で役割分担がされているケースは多いようです。
 
 
(4)距離
関係を長く続けるために2人の距離を縮めなければならないし、お互いの刺激となるためにそれぞれが独自のアイデアや経験を育む空間を十分に発揮する。
 
(5)絶頂
2人が競争と協働を繰り返して力を発揮する。
 
(6)中断
2人が突き動かしてきた同じ情熱が2人を分かち、幕切れを迎える。
 
二人の特徴
・決まった時間に会う
・自分たちにしか分からない「私的言語」を持つ
 
 
 
 
参照
二人で一人の天才