1人で食う飯がまずいワケ
いつぞやかに聞いたのだが
一流の人ほど食事にお金をかけないらしい。
現にアメリカ元大統領のオバマ、
『できる男は超小食』っていう本で読んだんだと思うが
そういう一流の人は粗食が多い。
っていうのも
食事は生きていくうえで必要だけど
必ずしも豪華な食事を毎日とる必要性はないから。
それでも私が赤坂に住んでいるとき
自分の家の周りは高級料亭ばかりだったし。
高級料理を楽しむ人を毎日、見ていた。
サラリーマンが酒を飲んでへらへらしているのを見ると
「何が楽しいんだろう」
としか思えない。
そういうサラリーマンほど休日に
「あんな接待クソだった」
とか友達の集まりで愚痴をこぼす。
仕事だとか自分にとって『タスクでしかないこと』は
「くそ認定」を自分の中でしてしまう。
自分にとって「楽しい」だとすれば
それは自分にとって「大切」なんだと思う。
世の中に高級料亭があるのは
大切な人と大切な時間を
より一層なにか「特別な思い」を持ちたいから
それでも「一人○○」って言うように
1人で楽しむような習慣もまた
1人で得られる「何か」を人が自然と求めようとしているんだと思う。
だから大勢の人と楽しむものを一人で楽しむことは
「何か」を得たいから。
だから何の気なしに食べる一人で食べる飯は
あんまりおいしくならないのだろう。